2018.05.22  

短鎖脂肪酸が痩せ菌を増やす!

私たちの腸内には1000種類以上、

数として600~1000兆個もの細菌が

存在しております

腸内環境の活動が私たちの

健康状態に大きく影響しています

太ったり痩せたりしているのも

腸内環境が関係しています

 

 

痩せ菌を増やすためにはもともと

体内にいる腸内環境に体重を落とすのを

助ける働きのある短鎖脂肪酸を

作らせる(発酵させる)ことが

有効でありそのエネルギー源として

水溶性食物繊維が必要となります

水溶性食物繊維は腸内で善玉菌を

増やして腸内環境を改善させると共に

大腸で発酵分解することで短鎖脂肪酸が

作られ更に腸壁から95%吸収されます

 

 

短鎖脂肪酸とは?

腸内環境が作る酪酸、プロピオン酸、

酢酸などの有機酸のことです

特に酪酸は腸上皮細胞の最も重要な

エネルギー源であり抗炎症作用など

優れた生理効果を発揮します

 

 

短鎖脂肪酸のダイエット効果

 

 

脂肪の蓄積を抑える

人が太るということは脂肪細胞が

脂肪を蓄えるということですが

脂肪細胞には短鎖脂肪酸を感知する

センサーか付いています

センサーが短鎖脂肪酸を感知すると

脂肪細胞は脂肪の取り込みを

やめてしまいます

よって脂肪が蓄積されないのです

 

 

 

脂肪燃焼効果

短鎖脂肪酸のセンサーは

自律神経にもありここで感知すると

アドレナリン分泌が盛んになり

交感神経の働きが活発になります

そうなると心拍数が増加して体温も

上がりエネルギー代謝が盛んに

燃焼されるので太りにくくなります

 

 

食欲を抑える効果

血中のブドウ糖の取り込みに関わる

インスリンの分泌を調整したり

脳に直接働きかけて食欲を

抑えてくれます

 

 

痩せ菌を増やすには?

短鎖脂肪酸を活性化するには

まずビフィズス菌やバクテロイデス属の

菌を腸内に増やすことです

そのためにも痩せ菌のエサとなる

水溶性食物繊維を積極的に

摂りましょう

 

食べたものは小腸で吸収されるが

食物繊維はここでは分解吸収できず

大腸へと運ばれます

痩せ菌を増やす水溶性食物繊維を

たくさん食べて腸や体に有効な

物質を作り出します

 

 

オススメ食材

オートミール

らっきょう

ごぼう

ワカメや昆布

リンゴやバナナ

梅干し

酢特に黒酢

ピクルス

キムチ

納豆

チーズ

漬物

大豆

キノコ類

 

 

らっきょうやごぼうにはフルクタンという

脂質の体内吸収を抑える働きがある

水溶性食物繊維が含まれています

 

らっきょうを1日5粒!

 

 

食物繊維は18歳以上の女性で

17g/日です

とりすぎもよくありません

昔ながらの純和食を意識して

バランスよく取り入れることが

一番大切ですね

 

 

痩せ菌増やして腸内美人を目指しましょ🎵